ポトポトTips

日々のTipsをメモ。

【個人的】回線速度が遅い時に確認する箇所【Tips】

回線速度が遅い時に確認すべき点を列挙していきます。

速度テストもあるので気になる方は今の回線速度を測定してみてください。
www.google.com

⓪接続確認&再起動

LANケーブルなどが正しく接続されているかを確認します。
それでも改善しない時は説明書の手順に沿って再起動します。

①回線

回線の種類を確認します。
2020年時点で最速なのは光回線です。
ADSL回線光回線より速度が遅く、すでに廃れてつつある回線です。
ADSL回線を使用している方で速度に不満を感じている方は変更をお勧めします。
しかし、変更には工事が必要になります。
マンション等にお住まいの方は大家さんに確認しましょう。

②通信速度

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OCN光さんから引用 | https://www.ntt.com/personal/services/internet/hikari/ocnhikari.html


↑の様に「最大〇Gbps」や、「ベストエフォート」などで表記されている速度です。
この値は1番環境が良い時に最大でこの速度が出るという意味で実際はこの値より下がると考えていいです。
個人的には1Gbpsだと快適ですが、100Mbpsだと少し気になります。
動画視聴やゲームなどの用途であれば、1~2Gbpsの契約がおすすめです。

③LANケーブルのカテゴリ

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NURO光さんから引用 | https://www.nuro.jp/speedup/speedupStep2.html
次にモデムやPCなどに繋げるためのLANケーブルを確認します。
「CAT.〇」,「Category 〇」などケーブルにカテゴリが印字されています。
LANケーブルも上記の通信速度にあったものを選ぶ必要があります。
(例えば、契約した回線の通信速度が1GbpsでもCAT5のケーブルを使用すると100Mbps分しか速度が出ません。)

カテゴリ CAT5 CAT5e CAT6 CAT6e CAT7
最大通信速度 100Mbps 1Gbps 1Gbps 10Gbps 10Gbps


無線LANの周波数帯域

現在多くのルーター2.4GHz帯5GHz帯に対応しています。
それぞれメリットがあるので使用状況に合わせて変更してみてください。

2.4GHz

〇障害物の影響を受けにくい。
〇長距離の通信にも向いている。
× 使用している機器が多いので電波が混雑しやすい。

5GHz

〇使用している機器が少ないので電波が混雑しにくい。
×障害物の影響を受けやすい。
×(2.4GHzと比べて)通信範囲が狭い。

無線LANの通信規格

端末側とルーター側の通信規格が古くないかを確認します。

規格 周波数帯 最大通信速度
IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2.4GHz、5GHz 600Mbps
IEEE802.11ac 5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ad(WiGig) 60GHz 6.8Gbps
IEEE802.11ax 2.4GHz、5GHz 9.6Gbps

まとめ

まだ確認すべき点はあると思いますが、この6点を確認するだけでもおおよそ改善すると思います。