【Tips】インストールUSBメモリの作成
対象
・DVDドライブを搭載してないPC(もしくはDVD用意するのがめんどくさい)
・Win7~Win10のどれかのISOファイルなどインストールイメージだけ持っている
・作業用PCがWindows Vista以降
・8GB以上のUSB(インストールファイルが2.2GB~4.1GB程度)
ミスっても自己責任でお願いします。
方法
⓪準備
まず、USB内のデータはすべて消去されますので、データを移動させてください。
①コマンドプロンプトの起動
USBを接続し、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
②diskpartの実行
diskpart と入力し、diskpartコマンドを実行します。
「DISKPART>」と表示されます。
③ディスク番号の確認
list disk と入力し、USBのディスク番号を確認します。
ドライブ名やUSBとは表示されないので、サイズで確認しましょう。
自分は16GBのUSBメモリを使用しました。
④ディスク番号を選択
select disk 〇 (〇はディスク番号)を入力し、ディスクを選択します。
自分の環境ではディスク2を選択しました。
※ここでディスク番号を間違えるとシステムやデータが含まれているパーティションを
フォーマットしてしまうので注意。
⑤USBのフォーマット
clean と入力し、USB内をクリーンな状態にします。
⑥パーティションの作成
create partition primary と入力し、パーティションを作成します。
⑦パーティションの選択
select partition 1 と入力してパーティションを選択します。
⑧パーティションのアクティブ化
active と入力し、アクティブ化します。
⑨FAT32でUSBメモリをフォーマット
format fs=fat32 と入力し、フォーマットします。
容量が大きいUSBの場合は format fs=fat32 quick とすると時間が短縮できます。
⑩割り当て
assign と入力する。
⑪diskpart の終了
exit と入力し、diskpartを終了させます。
⑫イメージファイルのマウント
win8以降ならダブルクリックでマウントできます。
win8以前のOSはDAEMON Toolsなどでマウントしておきましょう。
⑬イメージファイル内をUSBにコピー
xcopy D:\*.* /s/e/f E:\ と入力し、コピーします。
※ここではマウント後のイメージファイルがDドライブ、USBがEドライブに
割り当てられています。
自分の環境に合わせて変更してください。
⑭USBメモリからブートできるようにする
cd /D D:\boot と入力し、bootフォルダに移動します。
※ドライブ(D)も自分の環境に合わせて変更してください。
bootsect /nt60 E: と入力し、ブートできるようにします。
※ドライブ(E)も自分の環境に合わせて変更してください。
⑮コマンドプロンプトの終了
exit を入力し、コマンドプロンプトを終了させます。
以上でUSBメモリ作成は終了です。
⑯BIOS設定画面へ
OSを入れたいPCにUSBを接続し、BIOS設定画面に入ります。
(メーカーや機種によってBIOS起動キーが違うのでググってください。)
⑰起動デバイスの優先順位の変更
起動デバイスの優先順位をOSが入っているHDDやSSDよりUSBメモリを上にして、BIOSから出ます。
⑱USBメモリから起動
インストールウィザードが起動するので画面に従って進めていきます。
既存のOSが入っているパーティションを削除します。
その後、新規を押してOSをインストールする領域を作成して「次へ」を押すとインストールが始まります。
インストール後の各種設定は以下の⑥からを参照してください。
以上です。
ここで負った損害などは保証いたしませんので自己責任でお願いします。